メロウの日記

音楽家の端くれです

プロ

ホントいやんなっちゃうよね。腕が引きちぎれるくらい全身全霊のプロ根性を発揮しなきゃならない日は、せめて美味い朝食でも食いたいものです。

しかし今は収入も生活環境も満足のいくクオリティーを得る事がものすごく難しい世の中なので、カップヌードルを食いながら結果を出す事が本当に大事。←これからの処世術の基本かも?

という事でプロの話。プロって金が発生するかどうかって多くの人は言うけれど、メロウはそうは思わない。自分の事をプロだと思ってるかどうかが一番大事なんです。最近の月9的な単語を使えば高等遊民(いわゆるニート)とプロの境界線なんて曖昧なものなんです。

ではニートとプロの違いは何か。それは人から認められるに値する正しい行動ができているか、いないか。それだけの話だと思うのです。本当に単純な事。そしてメロウにとっては本当に難しい事。

気持ちが大きすぎると苦労する。毎日泣いても涙が枯れないのです。

行動力がありすぎると苦労する。死ぬほど疲れている時でも自転車で飲み屋へ駆け出してしまう。

休めばいいのに。眠ればいいのに。でもプロは、気持ちも行動力もずっと保ち続けなくてはいけない。己に鞭を打ち続けなくてはいけない。

プロは休むのが下手です。一日休んだら自分にばれ、二日休んだら他人にばれる。その危機感を常に持ち続けなくてはいけないのがプロなのです。

だからこそ無理をしてでも休まなくてはいけない。薬でもアルコールでも何でもいい。自分を休ませる事にもまた、全力を使わなくてはいけない。

縛られずに生きたいだけでした。

いざ自分がプロになってみると縛られに縛られて、それはそれは大変な世界でした。

病院に入院して絶対安静を言い渡された時は、この世の天国だと感動したものです。次はどうやって入院しようなんて、そんな事を考えながら次の仕事のモチベーションを探っている。メロウは今日も死なない程度に働きます。