上京
昨夜は友人と高円寺で安酒をあおってまして、ふと上京した理由に話が及びまして。
メロウは「実家住まいの彼女を家から連れ出して結婚する為」と答え、
友人は「長く付き合ったけど関係がこじれた恋人と別れる為」と言いました。
今の時代、上京ってそういうものだよねってお互い笑いながらすごく納得したのです。
二人とも「東京に来ない?」と誘ってくれる仕事仲間がいたから実現した上京ではありますが、それにしても今の時代、仕事の為だけに上京する理由が無いことをつくづく実感しました。
「上京して一旗上げる」とはもはや太古の価値観なのです。
生活コストの高さと人口密度による息苦しさを補って余る程の価値が東京にあるかどうかは本当に人次第。しかし一旗上げようと上京して失敗した人をメロウは何十人と見てきました。
闇雲に東京に行っても何も変わりません。
地元で残念なヤツは東京でも残念なままです。
メロウが思う東京住みの利点としては、
・時間の流れが早く、ボーっとしている人が少ない為、尻に火が付きやすい
・いい人と嫌なヤツが極端に分かれるので、付き合う人間を選ぶのが楽
・残念な飲み屋が悪目立ちしているものの、丁寧に探せば素晴らしい飲み屋がとても多い
の三点だと思っています。
東京は全てを受け入れ、全てを突き放す街。
今の所なかなか快適です。